ゲームのセーブについて
40代男性で子供のころにゲームをやった人にはセーブに関しての共通項があると思う。それに関しては説明を省く。
今回伝えたいのは私の息子中3の話だ。
彼はセーブをほぼしない。クリアするまでセーブ回数が0に近い。3DSなどは別のゲームをしたくならない限り同じソフトを起動しっぱなしでも遊べるからだ。
私は全くその行為を気にも留めなかったがある日衝撃が走った。
私の好きな三国志や信長の野望を買い与えた時のこと、彼はクリアまでの間に一度もセーブをすることなくクリアに至るのだ。登用失敗や災害に至るまで全てを受け入れ、クリアしてしまうのだ。
シミュレーションゲームの基礎知識がない彼は、計略と戦争を繰り返し見事に全国制覇を成し遂げる。しかも一番驚いたのは民忠誠度の低さだ。民への施しはしないという。民の忠誠度はほぼ0になり、物資が困窮する前に隣国を落として行くのだ。まさに戦国時代。
我々がやっていた三国志・信長の野望とは全く違った攻略法で、しかもセーブなしで駆け抜ける今の若者は本物のゲーマーなのかもしれない。